建築家・ナイトウタカシさんのブログ「工事開始後の中間検査って?」
工事開始後の中間検査って?
2019/07/27 更新
昨日は、とある家づくりの現場へ。
(毎日現場に行ってるみたいですが、別の現場)
確認検査機関の中間検査に立ち会いです。
って。
わかりにくいですよね。
建築物を建てる際、その建物が、建築関係の法律に
適合しているのかを、第三者機関がチェックします。
その第三者機関が、確認検査機関といいます。
図面でチェックして、問題なければ、確認済証という書類を
発行します。
それがあると、工事着工が可能になります。
工事が始まると、その確認済証の内容通りに
工事が進んでいるのかを確認するプロセスがあります。
ちょうど、建て方が済んで、筋交い(斜めの材)や
建築金物がしっかりと設置されてからとなります。
そのプロセスでのチェックを、中間検査といいます。
構造の骨組みは、とても大事ですので、
たくさんの目でチェックする方が、いいですよね。
ちなみに。
私は前日に検査が完了していたので、安心していましたが、
昨日の検査は、指摘事項もなく、問題なしとのコメントをいただきました。
考えてみると、昨日のチェック前に、
大工、現場監督、瑕疵保険検査員、私がチェックしているので、
問題があるようなこともないと思いますが。
何にしても、大事な大事な家づくりなので、
しっかりと検査して、チェックしていくことがよいと思います。