建築家・ナイトウタカシさんのブログ「カタログではなく、できるだけ実物を!」
カタログではなく、できるだけ実物を!
2019/07/05 更新
リズミカルに窓が並んでますね(笑)
こちらは、YKKAPのショールームです。
お客様とデート??
と思われた方は、このブログをよく読んでいただいる方ですね。
残念ですが、デートではありません。
私一人で、行ってきたんです。
何しに???
遊びで??
という声が聞こえてきそうです(笑)
実は。
私は、ショールームにはよく行きます。
(というか、比較すると相当いくと思います)
もちろん。遊びに行ってるわけじゃないですよ。
目的は、「実物」を見るためです。
家づくりのプロセスの中で、お客様と一緒に
何かを決めたとします。
その色や素材感、カタチやスケール感等、
覚えているようで、覚えていなかったりします。
もちろんですが。
カタログでは、求めてるものは手に入りません。
たとえば。
色を決めるプロセスだったとして。
ここの色と、あそこの色。
しっかりと統一しておかないと、チグハグになってしまうかも。
「なんとなく」色があってると思っていても、
実は、似てるようで、微妙に違ったとします。
どの微妙な差が、お互いを引き立ててしまい、
中途半端になったりしてしまいます。
違うなら、はっきり違えて。
同じなら、しっかりそろえる。
これって色決めるときの鉄則なんですよ。
やっぱり、カタログではハッキリしません。
なので、実物を見るのが一番です。
家づくりに、中途半端な意思決定をするなんて
もってのほか!
しっかりと、意識して、自信をもってオススメできるよう
そういったひと手間を、とても大事にしています。
「まぁ。いっか」
そんな意思決定は、お勧めしません。
大事な大事な家づくりですからね。