建築家・ナイトウタカシさんのブログ「全館空調+換気の採用ポイントって?」
全館空調+換気の採用ポイントって?
2018/11/30 更新
昨日、打ち合わせの合間に立ち寄った、和菓子屋で。(一枚目)
おはぎ。
きなこおはぎ。
ごまおはぎ。
あやめだんご。
チラッと写っていますが、和菓子屋さんのおかみが
一つずつ、手仕事で創り上げているんです。
手仕事って、ほんとすごいなと思いました。
ほどよい柔らかさなんですから。
家創りも現場では、手仕事の積み重ね。
いろんな人の想いの結晶なんですよね。
機械もいいのですが、やはり手仕事にはこだわりたいです。
ごちゃごちゃ書き込んでありますが。。(二枚目)
結構大事なことがメモしてあります。
こちらの家。
実はとっても大きな家なんですよね。
リビングも40帖近くあったりします。
しかも。
眺望がよいので、大きな窓があったり。
吹き抜けで、上下階がつながっていたり。
大きな空間だからこそなんですが、
断熱は大前提として、冷暖房設備は、
しっかりと考えておかないといけません。
もちろんですが、普通のエアコンでは何ともなりません。
そこで。
こちらの家では、大きく二つの方法を検討中です。
昨日は、その一つの方法でもある、全館空調+換気の
打ち合わせだったんです。
簡単に言うと、大きなエアコンを一台用意して、
そこで作った冷温風を、ダクトという筒を通して、
家の隅々まで、行き渡らせる方法。
同じ温度の空気を流し込むので、家全体に温度ムラがなくて
とっても快適になります。
冬は少し乾燥気味になりますが、加湿をすれば
ある程度は、解消できます。
全館空調+換気をするためのポイントは、
機械室とダクトの経路です。
建築の納まりを考えながら、調整をしていくことになります。
その辺、事前に調整しておかないと、大変なことになったりするので。。
昨日は、2時間ほどかけて、じっくり検討して
問題点をしっかり解消できました。
概ねできそうなので、次は、別の方法へ。
近日中に、別の方法も打ち合わせをする予定です。
快適に暮らす。
それって、当たり前のようですが、しっかり考えてないと
そうもいかないので、ご注意くださいね。
(家の計画にもよりますが)