建築家・ナイトウタカシさんのブログ「敷地の視察には十分に注意が必要です!」
敷地の視察には十分に注意が必要です!
2018/10/20 更新
昨日、これから家創りを考えている敷地を
視察してきました。
実は、まだ既存の家が建っていて、2階に上がることが
できたんですよね。
写真は、その2階の窓からの眺望なんです!
手前は学校でしょうか。
なので、おそらく、長きわたって、ここに大きなビルが建つような
ことはないでしょう。
この抜け感。
すごくないですか?!
2階ですからね!
こちらの敷地は、20坪という狭小敷地なので、
おそらく3階建になります。
3階からの眺望も、すごいことになりますよ。
こちらに向かって、大きな窓を設けて、
この眺望を絵画のように切り取った家になりそうです。
想像するとニヤけてくるほど魅力的です。
ただし。。
こちらの敷地には、とても厳しい条件があります。
敷地が狭小ということじゃないですよ。
私からすれば、それは大したことではありません。
実は。
これだけの眺望があるということは、
隣地との間に、段差があったりします。
段差には、擁壁があったりしますよね。
その擁壁の扱いが、シビアなんです。
その辺は、慎重に、行政と協議を重ねて
クリアしないといけません。
特に、こういった敷地を購入する方は、
事前に、建築家に相談してくださいね。
下手すると、家が建たない可能性もあったりするので。
敷地の視察って、とても大事です。