建築家・ナイトウタカシさんのブログ「家創りが始まってから住宅展示場へ行く。」
家創りが始まってから住宅展示場へ行く。
2018/05/08 更新
昨日は、一日雨でした。
日差しがないだけなのですが、
少し肌寒い感じ。
風邪ひかないようにしていきたいですね。
昨日の夕方、とある家創りの打ち合わせへ行ってきました。
こちらの家創りは、基本設計の真っただ中。
間取りの方向性が概ね決定して、
立面のデザインを検討している段階です。
前回の打ち合わせの時、時間があれば、
住宅展示場を見学されるといいですよと
お伝えしておいたのですが、
しっかり見学に行っていただいたようです。
住宅展示場っていうと、家創りのパートナーを
決める時に行くのが普通で、
そのあとは、あまり行く機会はないと思います。
ただ。。。
家創りを始めてから、見学に行くと、
とっても参考になるんですよね。
(ハウスメーカーの方には申し訳ありませんが)
窓の大きさや高さ。
天井高さやドアの開きやデザイン。
内部の仕上げなんかも。。
パートナーを決める時は、
家自体の見方が漠然としているので、
頭に入りません。
ただ、目的をもって見てみると、
全然違って見えてきます。
こちらのお客様には、高さを意識して
見学していただいてきました。
そのおかげで、ご自身が求める最適な天井高さを
決めることができました。
住宅展示場。いいですよ。
それと。
住宅展示場に行って、いろいろ見ていたら、
外観デザインの好みが少し変わったそうです。
前までは、格子(ルーバー)は好みではなかったのですが、
展示場で見かけたら、気に入ったそうです。
外観デザインにルーバーの手摺を採用することに
なりそうです。
こうやって、お客様の好みが変化していくのは
とっても自然な流れです。
今まで知らなかったことを知ると、
変化しますよね。
変化した先に、ベストな選択があるんだと思っています。
変わったことを遠慮せず、
パートナーには伝えてみてくださいね。
きっと。
快く受け入れてくれると思いますよ。
素晴らしい家創りのために。