建築家・ナイトウタカシさんのブログ「オーダーキッチンという選択。」

オーダーキッチンという選択。

2018/03/19 更新

一枚目。個性的なキッチンですよね。



こちらは、名古屋に拠点のある、

オーダーキッチンのインターテックさんです。



昨日、とある家創りの打ち合わせへ行ってきたのですが、

実は、その時、話題になったキッチン屋さんなんです。



こちらのお客様。

当初、とあるキッチンメーカーのキッチンを

気に入られていて、採用を予定していました。



そのキッチンは、今までにありそうでなかった、

マットなブラックのキッチンなんです。



ツヤのないマットな仕上がりが、とても上品で

しかもクールなんです。



ただし。。

基本設計が終了した段階で、概算をとったところ、

予算調整が必要になりました。



キッチンにも、相当強いこだわりがあったのですが、

いろんな減額案を考える中で、キッチンを

ブラックからホワイトにすると頭を切り替えられました。



ホワイトへの切り替えによって、

ある意味、視野を広げていただくことになって、

結果、幅広く、いろんなメーカーを検討できるように。



その一環で、オーダーキッチンも検討されました。



いろんなメーカーや組み合わせをしっかりと

比較検討されて、最終的には、

オーダーキッチンで製作することになりました。



予算との調整はしっかりとしながらも、

妥協して最終決定したわけではなくて、

ご主人が目指す、ミニマルなデザインによる

スタイリッシュな空間を創り出すという意味では

ブレはなく、よりピュアな方向で決定したと思いました。



いつも、このプロセスで思うんです。

最終的には、決定した仕様へ行くつくようになっているなと。



納得のカタチで、基本設計を終えることができそうです。







話は変わるのですが。。

先日と昨日に、新しい家創りの敷地を見に行ってきました。

(二枚目、三枚目)



私からすると、とっても似た感じの敷地。



道路と敷地にレベル差があって、

奥に大きな擁壁があって、高くなっている。



こういった段差の処理には、一般的には、

擁壁を創るというのがセオリーです。



ただ。

擁壁って、結構な値段がしてしまいます。



土地の造成に費用が必要となると、

全体予算を圧迫します。。



もっと違った方法だったあるんです。

もちろん。ご要望とご予算によりますが。



特に愛知県では、がけ条例という規制があったりするので

その辺も加味しながら検討が必要です。



こういった段差のある敷地の場合は、

狭小住宅同様、経験値がものをいいます。



経験豊富なパートナーとの家創りをオススメします。







新しい家創りが始まります。

これからまた、楽しみが増えますね。

出会いに感謝です!!

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