建築家・ナイトウタカシさんのブログ「ゆったりで開放的な浴室を創るためには?」
ゆったりで開放的な浴室を創るためには?
2017/12/06 更新
昨日のブログは、カッコいいキッチンの画像でしたが、
本日は、浴室です。
強化ガラスを通して展開する、洗面と浴室。
透けて見えることがドキドキする方もいらっしゃると
思いますが、狭くなりがちな場所なので、
ひとつながりで見通せると、開放感も演出できますね。
こういった浴室は、いわゆるユニットバスでは
なかなか実現できません。
パナソニックやリクシルといった主要メーカーですと、
ある程度規格を持っています。
量産するためにも、規格は大事。
これだけのガラス面を造り出せる規格が
主要メーカーにはありません。
開放感がほしい!ということであれば、
ユニットバスでなく、在来浴室をセレクトすることになります。
そして。
主要メーカーのユニットバスの浴槽の長手っていうと。
1.6mが最大です。
よく、1.25坪なんて言い方をしますが、浴槽の長手は
変わらず、洗い場が広がっていくだけなんです。
体の大きな方ですと、浴槽でしっかり脚を伸ばせない
場合もあったりします。
浴槽を大きくしたい!
ということですと、やはりユニットバスではなく、
在来浴室になります。
ただし。。。
木造で、2階に浴室の場合は?
在来浴室は、基本できません。
ユニットバス?
でも、大きな浴槽がほしい!
開放感がほしい!
そんな希望に添えるものがあるんです。
フルオーダーのユニットバス。です。
外周部は、基本的にユニットバス。
でも、そのユニットをオーダーできたりします。
もちろん。
ユニットバスなので、漏水の危険がありません。
なので、2階でも採用可能ですよね。
仕上げも、浴槽も自由ですしね!
在来浴室のような見た目もよくて、
広さも、浴槽も、水栓も全て自由にオーダーできる。
魅力的ですよね。
自分だけの浴室を実現できてしまいますよ。
ただし。
価格については、ユニットバスや在来浴室よりも
割高になります。
どこまで、浴室にこだわるのか。
ちなみに。
とある家創りで、採用を検討しています。
愉しみです!
オーダーのユニットバス。
いろいろ調べてみてくださいね。