建築家・ナイトウタカシさんのブログ「既製品の建具もクオリティは高いものあり!」
既製品の建具もクオリティは高いものあり!
2017/07/20 更新
昨日、竣工して引き渡し前の家へ行ってきました。
一枚目は、内部建具の詳細のアップ。
木目の風合い、肌触り。
とってもいい感じ。
框の掘りこみも手が込んでいて、とってもきれいです。
そして、このガラス。
リブ状にラインの入ったガラスは
半透明になっていて、奥を見通せなくなっています。
少しレトロの感じが、これまたいいですよね。
この建具。
製作したわけでなくて、ウッドワンというメーカーの既製品なんです。
それでも、この表情があるので、とてもいいですね。
しっかりセレクトすれば、割安にいい仕様にできたりします。
そうそう。
こちらの家には、床下収納スペースがあります。
(二枚目)
天井は、1.4m以下なので、窮屈な感じですが、
平面的に広いので、結構大容量。
収納としてメインで使いつつ、
実は実は、ご主人やお子様の秘密基地としても
使えそうです。
ちょっとしたことなんですけど、
とってもいいスペースになっていました。
午後からは、とある家創りの現場へ。
お客様と一緒に進行状況を確認してきました。
外部は外壁が仕上がってきていて、
内部も2階がずいぶんと仕上がっていました。
天候にも恵まれて、順調に進んでいるので、
安心してらっしゃいました。
そうそう。
外壁を見ながら。
三枚目をご覧いただくとわかりますが
家は奥に向かって雁行していきます。
理由は、ご覧の通り、斜めの敷地なんですよね。
それを最大限有効利用して家を構成しています。
街中の土地ですと、
こういったギリギリを目指すことも多くなります。
いろんな経験が生かされてよかったです。
夕方からは、とある家創りの色決めへ。
外壁、サッシ、屋根といった外部周りから、
床、壁、天井、階段等、内部まで、
ひと通り説明しながら、色の方針を
決めていただきました。
次回までに、いろいろとしっかり準備して、
次回は、ひと通り色を決めていただこうと思っています。
色が決まると、あとは出来上がりを待つのみ。
色決めは大変な側面もありますが、
とても個性が出るところなので、毎回愉しませていただいています。
ほんと。
家創りって愉しい。