建築家・ナイトウタカシさんのブログ「ファブリックだって、こだわりたい」
ファブリックだって、こだわりたい
2017/03/10 更新
一枚目。
すごいアングルの写真ですが。。
このキラキラした感じで、ピンと来た方。
きっとマニアですね。(笑)
実は、トーヨーキッチンへ行ってきました。
目的は、このキッチンなんです。
デザイナーの吉岡氏がデザインしたキッチン。
キャビネットの面材が、全てブラックガラスになっていて
透け感がありつつ、中があまり見えないようになっています。
キャビネットが透けて見え「そう」になる。
そんな発想がそもそもなかったので、アイデアはとってもユニークでした。
完全にオープンで丸見えでもなく、
全く閉じてしまってるわけではない。
そんなニュートラルなスタンスのデザイン。よかったですよ。
ただ、値段は相当なようです。
少し気になったところもあったりしましたが、
それは愛嬌ですかね。
その後、カーテンやファブリックに使う素材を見てきました。
実は、リネン100%のカーテン生地が、80点ほど見れる
というのが主目的。
リネンっていうと、生成りな色合いのナチュラルな印象ですよね。
あの素材感も好きなのですが、実は、求めてたのは違います。
もっとシックな、モダンな空間で採用できるような。
そんな素材を探しているんです。
実際に見てみて。。
ほんと数点ですが、採用できそうなものがありました!
実は、とっても嬉しい発見なんですよね。
どこかで採用をしていきたいと思います!!!
ドイツの「ADO」のカーテン生地。
色の使い方、素材の柔らかさ等、とっても素敵でした。
なんとなく、海外のカーテン生地っていうと、
スイスのバウマンやフィスバといった感じなのですが、
ドイツのメーカーも、とても質が高くて、いい素材がありますね。
いろんな生地を見てると、ワクワクしてきます。
こういったファブリックに、
アクセント等遊び心を入れるのもよいですね。
それだけでも、たった一つの家を実現できますよ!
家創りは愉しい。