建築家・ナイトウタカシさんのブログ「打合せというよりは、デートなんです。」
打合せというよりは、デートなんです。
2015/11/04 更新
昨日は、珍しく、事務所で一日デスクワークの日でした。
朝から晩まで、ずっとパソコンに向かっていたので、
何だか少し肩が凝ったような気がします。
ただし。
デスクワークといっても、マイナスなイメージは全くありません。
いつも、外出しては、いろんな打合せをしたり、
体感したり、現場へ行ったり。
なかなか、じっくりと考える時間を持ちにくい状況。
ということで、昨日は、じっくり腰を据えて、仕事をしました。
いろんな家創りの進行状況を整理して、
次回以降、どんな動きがありそうなのか。
そのために必要な資料を準備。
関係者にいろいろとメールを送ったり、
電話でやり取りしたり。
今週打合せのある家創りでの資料を準備したり。
新しいリノベーションのために、CGを作成して、
プレゼン資料を作成したり。
(ちなみに、上記の画像は、そのCGのワンショットです)
いろいろです。
ひとつひとつ、いろんな想いがあるので、
その想いを伝えるために、資料は万全に準備します。
どんな風に伝えると、きちんと受け取ってもらえるのか。
試行錯誤しながら、資料をまとめるんですよね。
でも、こういったプロセスがあるからこそ、
当日、お客様はもちろんのこと、私も愉しませていただけるんでしょうね。
準備は、ほんと大事ですね。
二枚目は、模型のワンショット。
昨日、お願していた、とある家創りの模型が届きました。
色はついていませんが、図面はCGでは体感できない良さが
あります。
この模型。
実は。
分解できるんですよ。
外観を愉しんだ後は、ひとつずつ分解しながら、
間取りの雰囲気や、光の入り方なんかを疑似体験できます。
こちらの家創りは、お客様らしい、スッキリとした、
カッコいい家になっています。
改めて3次元で見ると、それがよくわかるんですよ。
お客様のリアクションが愉しみです。
仕事なのだから、準備するのは当たり前。
そんな感覚で準備をしたことはありません。
お客様との打合せは、いつも新鮮でありたいし、
いつも愉しんでいただきたいんです。
もちろん。
私自身も愉しみたい。
ちょうど。
恋人とデートに行くための準備をしている感覚なんです。
打合せはデートに似てますね。