建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ「なぜ、中古マンションの買い時はいつも今な」
なぜ、中古マンションの買い時はいつも今な
2025/01/10 更新
私は、四半世紀、都内で建築設計をしてきました
新築、中古のリノベーションを問わず住宅中心でした
投資用のマンションの設計も多く手がけています
住まいにかかわる様々なケースを見てきました
なので、不動産売買のタイミングについて助言を求められます
「不安な世の中、住む所ぐらい確保したい」
「中古マンションの買い時っていつ?」
答えは
「欲しいと思った時が買い時です」
つまり
・ 気にいった中古マンショが見つかったらすぐ買う検討を!
・ 中古マンションは一期一会なので、次がないことが多い
・ 経済状況も世界情勢も実はいつもバタバタしている
と考えています。
色々と悩むことも大切ですが、
自分にフィットする物件を見逃さないで欲しいのです。
本当に気に入ったマンションは、後悔が少ないものです。
気に入った理由が、気に入らない理由を凌駕します。
最初の印象って、実はとても大切ですよ。
■中古マンションの買い時は、実は今です。
それは、中古の住戸というのは新築のマンションとは大きく違い、
社会状況や世界情勢とはあまり関係ないところで売買がされ、
新築と違い、すでにそこに現物があるからです
それぞれ、時価による価格が提示されていますが
新築物件と違い、同じものは一つとありません
予算もありますが、
許されるのであれば目の前の損得ではなく
まずは購入を検討してください。
全てが実は一期一会だからです。
気に入ったら、すぐに手に入れることをお勧めします。
■気に入った中古マンションはすぐに手を打て
世の中では、
マンションの買い時を左右するのは、大きく二つと言われています。
一つは、日本だけでなく世界の社会状況や経済状況と、これからのその推移。
そしてもう一つは、家族のライフステージのタイミングとその未来です。
マンションの価格は、経済状況に大きく影響されます。
金利や税金、資金計画や返済計画など大きな金額だけに判断に悩むところです。
わかります!
一方で家族のライフステージや購入者の年齢はローンに大きく影響します。
また、家族構成、それぞれの年齢と教育などを考えると判断時期が見えてきます。
いつまでに購入しないといけないか?
例えば、子育て期に個室が欲しいことに対応するとか、
定年までにローンを完済するとか……
それでも、そのマンションはここで検討しないのであれば
二度と手に入る可能性はなくなります
■まとめ
中古マンションの買い時は、ビビッときたその時です。
新規の分譲と違い、思い描く物件が自分の必要な時に供給されることはありません。
その物件との出会いは、この時しかありません。
二度とは出会えません。
購入できなかった物件の前を通るのは、なかなかに切ないものがありませんか?
景気動向や金利の問題もありますが、
しっかりとした分析と覚悟を持った判断をしてください。
そして、その拘って選択した住まいのリフォームは
こだわりの設計をお手伝いする私たちにおまかでください。
25/01/10 佐藤 勤 記