建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ「はじめての家づくり 02 | 住宅展示場」
はじめての家づくり 02 | 住宅展示場
2021/04/09 更新
新年度ということもあってか、世の中には住宅の情報があふれています。
今年こそ、「家づくり」をスタートさせませんか?
ここでは前回に引き続き、「家づくり=住まいの取得」とし、設計事務所に依頼する以外のお話も含めて「住まいづくり」についてお話ししていきたいと思います。
はじめての「家づくりの入口」についてです。
今年こそ自分の家を手に入れたい
「家づくり」を思い立ったら、なにからはじめたら良いのでしょうか?
一生にそう何度もないことでしょう。
金額も金額ですから慎重さも必要です。
そしてこれからの人生を楽しむための大きなイベントでもあります。
まずは臆せず一歩目を踏み出しましょう。
ではその一歩目の向かうべき入口はどこにあるのでしょうか?
まずは数ある選択肢から自分たち家族にあった方法を考えてみてください。
家づくりの入口とは?
では、どのような入口があるのでしょうか。
ハウスメーカ、工務店、不動産系、設計事務所と供給の仕方が違う入口があります。
新聞では、ハウスメーカーや住宅展示場のチラシを見かけます。
集合住宅でもマンションギャラリーと称したモデルルームがありチラシになっています。
モデルハウスやモデルルームの見学は、私たちからみても楽しそうです。
イベントやプレゼントなどもあり、なんだかワクワクしますよね、きっと。
ここではモデルルームで見たような住まいが手に入りそうです。
他の入口としては地元の工務店というのがあります。
時々チラシがポスティングされていたり、沿道で「住宅販売中」のノボリが掲げられているあれです。
工務店は地域密着型が多いですから、地元の不動産事情に詳しく、小規模な建売を販売していることもあります。
そして昨今、最大の情報発信をしている大きな入口は不動産業界でしょうか?
無限ループのように繰り返される人気タレントとキャラクターの楽しげなTVCMは新生活へ誘ってくれます。
仲介業ですから、各社の新築の建売住宅、分譲住宅だけでなくマンションなど多数扱っています。
ここに来ると中古の戸建て住宅やマンションも視野に入ってきます。
最近は窓口でローンだけではなく、リフォームの相談にものってくれるようですね。
そしてさらに私たちのような設計事務所。
TVや雑誌などで紹介されているのをご覧になったことがあるかと思います。
ご希望を伺ってから設計するフルオーダーの住まいづくりです。
4割以上が○○○へ行く
ちょっと世間を眺めてみるだけでも、いろいろな入口がありますよね。
そして、当然それぞれにメリットとデメリットがあります(これらの話は続編で改めて)。
では実際には、家づくりを始めようと思った先輩たちは何から始めたのでしょう。
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