建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ「下町にいると思うこと」
下町にいると思うこと
2018/02/17 更新
東京都が大規模地震発生時の建物の倒壊や
火災などの危険度を評価する調査結果を発表した。
実感なき好景気も手伝ってか建設現場が散見される。
新しい基準で新しい建設がされているはずだ。
ところが実際は危険度が高い地域が広がったという。
都が指定した新防火地域というのがある。
ここでは耐火性能に配慮した新築となる。
そうした活動で危険度は下がっていると思っていた。
しかし、災害時の避難や消火・救助の対応の難しさ
を加味すると危険度が下がっていないという。
23区内の木造住宅密集エリアや城東の下町エリアに
危険度が高いエリアが広がっているというが、
僕らの事務所がある谷中・根津・千駄木と同じく
概してヒューマンスケールで好感の持てるエリアだ。
道路拡幅と建替でない方法を見つけないといけない。
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