建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ「原っぱのある街|704」
原っぱのある街|704
2017/01/25 更新
子供の頃、どこで遊びました?
学校の校庭? 近くの公園?
それとも、近所の空き地?
僕の子供時代にはそれなりに近くに空き地があった。
何のためにそこが更地となっていたのかは知れない。
しかし、草が生え原っぱとなり、昆虫がいた。
そこには土管が並び、鬼ごっこができた。
その空き地には建築計画の看板もなく、
開放されていたように記憶している。
僕らの住まいづくりは土地探しから始まる事が多い。
僕らと懇意の不動産屋と建主さんで探す。
建主さんの条件を分析・検討し、解決策を探る。
けれども僕らが見に行くそうした土地には
かつての空き地のような風情はない。
簡易な柵がつけられた「売買物件」然としている。
僕自身が引越し先の街に求める条件として
近隣に公園か通勤路に街路樹があるというのがある。
つまりは、ギチギチに建て込んだ街ではなく、
街全体がゆったりとして季節感が漂い、
子供たちの遊ぶ声が響く街がよいということだ。
原っぱのある街で暮らしたい。
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