建築家・相川直子+佐藤勤さんのブログ「お菓子と子供の瞳|546」
お菓子と子供の瞳|546
2015/05/04 更新
子供は敏感で、素直で、正直だ。
奔放な発言にも、その本質さに驚かされることがある。
かつて自分が子供であったはずなのに……。
家づくりとは、「家族の居場所づくり」と思っている。
同じ家族だが、子供は大人とはちがう。
彼ら彼女らの物差しで自分の居場所を思う。
そんな子供に出先で避けられたりすると、見た目以上に堪える。
僅かながらも、純朴な瞳で人を見透かされたのではという気もよぎる。
子供は、まっすぐな瞳をもつ。
「大人になるっていうのは、大人になるってことなのだ」と心で囁く
先日、思わぬ贈り物をいただいた。
建主さんのところに久しぶりに伺った時に、いただいた。
お子さんの手によるメッセージつきお菓子!
恥ずかしそうに手渡されると、本当に嬉しい。
この子たちの未来がこの家から開けていくことを願う。