建築家・星名岳志 星名貴子さんのブログ「食洗機の選び方」
食洗機の選び方
2013/11/12 更新
こんにちは。星名貴子です。
皆さんは家事の中で何が一番嫌いですか?炊事、洗濯、掃除。。。
家族が喜んでくれるお料理や創造性のあるものは比較的楽しくできますよね。
私の場合、食後の食器洗い・片付けが一番苦手です。
特に夕飯の後のお皿洗いは、一日の終わりで疲れているのに毎日繰り返しあるとっても苦痛な仕事です。
そこで、今日はそんな食器洗いを助けてくれる食洗機のお話です。
一口に食洗機といっても、たくさんの種類があり、
国内ではパナソニックさんのものが比較的シエアが高いようです。
海外のものはMIELE、AEG、ASKOなど
たくさんある中で、どのような視点で選んだらよいのでしょうか?
『私たちの家』で採用している食洗機はスウェーデンのASKOという会社のものです。
この食洗機を選んだ理由はいくつかありますが、まずはたっぷりとした容量が魅力的でした。
W45㎝(6人分)が一般的な日本製に比べ、海外製はW60㎝(14人分)と大型サイズが主流です。
14人分というのは、朝食・昼食・夕食の3食分を夜寝るときに一度だけ洗浄するという意味です。
日本のものは容量が小さいので少人数の家族構成または、
家族の人数が多い場合は2食に一度くらいは稼動させるというイメージだと思います。
エコという視点で考えると、海外製のほうが一日に使用する水の量は少なくてすみそうです。
私たちは3食を自宅兼事務所で食べることが多く、大人2人分を毎日夜一度洗浄するスタイルで採用しています。
写真はとある一日に食洗機が洗ってくれた食器たちです。
寒くなってきたのでこの日は鍋にしたんですねぇ~
土鍋やフライパンなども大容量食洗機だからこそ、まるごと洗えてしまいます。
(日本製の食洗機では難しいです)
洗えないものは、庫内が80℃くらいまで温度があがるので、熱に弱いもの、
日常食器ではおわんや木製の食器などは洗えません。
ASKOの食洗機を選んだもう一つの大きな理由は、他社にないフィルターの自動洗浄システムがあるからです。
フィルターというのは排水部分にある汚れ物をキャッチする部分です。
キッチンのシンクでいうと、排水部分にあるゴミが溜まるカゴのイメージです。
シンクのカゴは毎日もしくは1日おき程度に皆さんお掃除しますよね?
同様に、食洗機でも『汚れが溜まる部分』はお掃除する必要があるんです。
庫内をきれいに保つには毎日、シンクのカゴと同じように『汚れが溜まる部分』をきれいにする必要があります。
しかし、ASKOの食洗機はその部分を自動で洗浄してくれるため、年に4~6回程度で済むのです。
これは便利!
そのほかには、オーダーメードのキッチンに合わせて家具のように組み込むことができるので、
デザイン的にもとても満足しています。
今まで大変だった食後の片付けも、ASKOの食洗機のおかげで、5分もかからず食卓がきれいになります。
そして夜寝る前にボタンを押すだけで、食器洗い完了です!
個人的には食洗機で洗えないものは極力日常食器から省き、食器の98%くらいは食洗機で洗っています。
私が洗うものは、包丁やまな板くらいでしょうか。(これも今後数を増やすことで解消されます)
目指せ100%食洗機生活!
家事を短縮した時間は、家族との時間・自分の時間にあてられます。
私はこの食洗機をきっと一生手放せませんね!
日本製のものは食器洗いの補助はしてくれても、容量的にも完全に負担をなくすことは難しいと思います。
なるべく洗い物を少なくしたい方は、海外製をオススメします。
是非自分の家族構成、生活スタイルなどをよく考えながら、自分自身に合った食洗機を選んでみてくださいね!
※私たちの家で採用したASKO社食洗機 品番:D5554
販売代理店 ツナシマ商事 → http://www.tsunashimashoji.co.jp/