建築家・塩田純一さんのブログ「W邸計画1026」
W邸計画1026
2013/10/26 更新
冬至の日照を確保するために、日影のシュミレーションを行うことで、ある事が見えてきました。
朝の日照は9時半ぐらいまで東面を照らします。
その後、10時過ぎからは日照が期待できません。
ただし3階屋上の一定の範囲には11時以降、日照があります。
つまり、この位置から光りを取り入れれば、1時間だけの日影で済むことになります。
その位置に、光りを取り入れるガラスの箱を取り付けることにしました。
ライトウェル(光りの井戸)というものです。
ライトウェルの下には階段と吹抜けを持ってきて、下の階まで光りが届くように考えました。