建築家・柳沢伸也+柳沢陽子さんのブログ「耐震等級」
耐震等級
2012/11/06 更新
見沼の家は木造ですが、構造にはKES構法を採用しました。
KES構法とは、独自の接合金物と集成材を用いた木造の構法です。
この接合金物は、一般的な木造金物に比べて、引き抜き強度が2.5倍以上と言われており、耐震性に優れています。
また大きなスパンを飛ばすことができたり、比較的自由な空間構成が可能となります。
長く安全に暮らせる住まいを、という建主さんの強い要望から、今回の住宅に適した様々な構法を検討した結果、このKES構法となりました。
耐震等級は、設計住宅性能評価の最も高い等級3を取得しました。
大地震はいつ何時やってくるか、予測できません。
家族の命を守るため、地震対策は必須です。