建築家・竹内国美・竹内由美子さんのブログ「曖昧で、でもそこに確かにあるもの」
曖昧で、でもそこに確かにあるもの
2013/11/28 更新
予感とか空気感というのは、実に曖昧ですが、
でもそこに確かにあるもの、感じるものです。
機能も、性能も、使い勝手も、ディティールも、意匠も、
最終的にはそれを生み出す為に集約されていくのが理想です。
もちろん理想と現実には大きな隔たりがありますが、
そこを埋めてゆく事が私たちに期待されている事であり、
それこそが私たちの存在意義ではないかと思うのです。
予感とか空気感、それが生まれる瞬間というのが確かにあって、
その時はとにかくそれを逃さないように、
必死でスケッチやら模型やらに閉じ込めるのです。