建築家・石川淳さんのブログ「オークラ本館宿泊記・07」
オークラ本館宿泊記・07
2015/09/28 更新
メザニン(中二階)から近く、ロビー階からは非常に天井の高い位置からランタン照明が下がっています。
昼でもここちよい薄暗さの中でランタンが下がる事で上に目が行き、空間の大きさを知らず知らずのうちに感じています。「古代の切子玉形を連ねた灯具はオークラ・ランタンと呼ばれホテルオークラの象徴となっています」(公式解説から転記)水晶の側面をカットした切子玉との解説もありました。
天井にはダウンライト的に埋め込まれた照明器具があります。
こちらは等ピッチで天井のルーバーの間に埋まっていて、飛行場の滑走路の夜景を天地返したように美しいです。
器具を突き出させる事でメザニンからも灯りが連なって見えます。