建築家・藤田 敦子さんのブログ「「木の家と暮らしの手仕事展」石川若彦さん」
「木の家と暮らしの手仕事展」石川若彦さん
2015/11/12 更新
「木の家と暮らしの手仕事展」
2015.11.21sat~11.29sun 13:00-17:30
今回は益子からwaka studio石川若彦さんにご参加頂きます。
以前から益子が好きで、春の陶器市や石川さんのアトリエにもお邪魔したことがありました。
代官山の「無垢里」さん http://www.geocities.jp/mukuri_d/gallery-all.html
で毎年行われている個展にも伺ったり
石川さんの作る器は大好きで私自身、いくつも日々使っているものがあります。
白粉引、白の艶あり、黒マット、織部の様なグリーンなどが石川さんの定番。
粉引はぽってり土の風合いを活かしたうつわ、同じ白でも艶有りの器は薄くシャープでモダンな印象です。
桜等の木を取ってや蓋に組み合わせた作品もとても魅力的。
「台所道具を一生ものにする手入れ術」/日野明子著 のなかで、
使い込むほどに入って来る「貫入」(細かいひびわれ)についての記述があり,
特に日々使う白い器に入る「貫入」を良しとしてその風合いを楽しんで使う事を提唱されていますが、
私も全く同感。
特に普遍的で素敵なデザインの白い器は、使い込むほどに入る貫入によってアンティークの様な風格を増して素敵に育って行きます。
この機会に、是非「一生もの」のお気に入りを見つけて頂ければ良いなと思います。
Bois設計室Blog「日々のこと」→ http://blog.goo.ne.jp/bois_001