累計供給戸数No.1大京・ライオンズの歴史

住宅の大量供給時代と呼ばれていた時代も今は昔。1994年から2006年まで首都圏で年平均8万戸以上のマンションが供給されてきた市場は、その後わずか2年で半分の規模になった。需要と供給のバランスが崩れ飽和状態となった現在の住宅市場を、累計供給戸数トップ※の大京はどう見据えているのか。歴史と最新の取り組みから、その全貌に迫った。 ※全国の事業主別累計供給戸数ランキングで大京は第1位（各社事業開始から2014年までの累計戸数）/(株)不動産経済研究所調べのデータを基に算出。

量の王者へ

まずは、大京の歴史をさかのぼってみよう。1968年2月15日「ライオンズマンション赤坂」をライオンズマンションの第1号として発売する。大京では、約1,000もの候補地から検討や分析を経て、その当時のユーザーの立場に立ち、最終的に赤坂を選択している。1969年には、グループ企業の大京管理を設立し、マンション管理にいち早く取り組む。さらに、ライオンズマンション誕生から10年後の1978年には、事業主別マンション販売戸数で初の業界第1位に躍進する。時代のニーズにマッチした商品企画力や管理システムなどを通じて、ユーザーとの間に信頼関係が生まれた結果の実積と言える。今でこそ、全てのマンションで標準化されているが、共用玄関のオートロックシステムや宅配ロッカーを最初に導入したのもライオンズマンションだ。以来、2006年まで29年間にわたって大京は供給戸数トップの座を守り続ける。

1968年に発売された、ライオンズマンション第1号「ライオンズマンション赤坂」（分譲済）

1998年に、日本一の超高層マンション（当時）として「エルザタワー55」（埼玉県川口市）竣工（分譲済）

大京のマンション一覧

大量供給時代の終焉

2008年9月、リーマン・ショックの余波が日本にも押し寄せ、自動車や家電製品が売れなくなり、住宅の販売も減少するなどモノが売れないという閉塞感が日本全体に拡がっていった。それ以前の住宅市場は、1994年から2006年まで、首都圏で年平均8万戸以上のマンションが供給されていたが、世界同時不況の影響などを受けて、その後わずか2年で半分の規模となる。これは、リーマン・ショックに加え、建築基準法の改正に伴う建築確認申請の遅れによる混乱、都会でのマンション用地の減少などによるところも大きい。その余波は大京にも及んだ。29年間続いた年間供給戸数トップの座を2007年に明け渡すこととなった大京は、この結果を真摯に受けとめながら、大量にマンションを販売するという方向から、ユーザーや時代のニーズにマッチした先進設備を採用したマンション作りに機軸を変えた。

2007年には、シリーズ6,000棟「ザ・ライオンズ上野の森」が発売された（分譲済）

累計供給戸数ランキングでは、2位に倍以上の差をつけている（※全国の事業主別累計供給戸数ランキングで大京は第1位（各社事業開始から2014年までの累計戸数）/(株)不動産経済研究所調べのデータを基に算出。）

大京のマンション一覧

先進設備の採用

これまでの大京が培ってきた歴史や実積、販売力や管理システムなどに加えて、技術力、サービスなど、業界の大手だからこそユーザーや時代のニーズにマッチした先進設備を採用したマンション作りが可能だ。2013年には、認定のハードルの高さから、マンションではわずか数例しかない長期優良住宅「ライオンズ立川グランフォート」を発売。また、大京の女性デザインチームが開発した「L’s Kitchen」も注目モノ。女性や主婦の立場からキッチンのあり方を見つめ直し、キッチンメーカーとのコラボレーションにより従来とはひと味違ったキッチンを作りあげたこの最新設備はライオンズマンションに導入され、好評を得ている。さらに、環境省が主催した「省エネ・照明デザインアワード」を大京は2年連続受賞している。直近では「ザ・ライオンズ大通り公園タワー」が大通りの景観にふさわしいデザイン・照明を行っているとして「まち、住宅、その他部門優秀事例」を受賞した。加えて、居住空間やランドスケープなどが評価され、多数のプロジェクトが「グッドデザイン賞」を受賞している。

2012年度グッドデザイン賞を受賞した「ライオンズ町田マークスフォート」（分譲済）

JR中央線初、長期優良住宅認定マンション「ライオンズ立川グランフォート」(分譲済)。2014年度グッドデザイン賞を受賞した。

大京のマンション一覧

▲ページTOPに戻る

累計供給戸数No.1大京・ライオンズの歴史 | 新築オウチーノ

量の王者へ

大量供給時代の終焉

先進設備の採用

【新築O-uccinoマンション】をご覧の皆様へ