建築家・荒木毅さんの作品
ヒナダンノイエ(日当りの良い二世帯住宅)
- 依頼者の要望
- 周囲を建物で囲まれているので1階まで日差しの入る工夫をしてほしい。二世帯住宅なので両親の暮らしやすい空間としてほしい。子世帯は将来の生活の変化に対応できる空間としたい。
- 建築家のコメント
- 各世帯の南側に作られた外部デッキは、それぞれの住宅の外庭として、植栽が施され、また寛げるだけの十分の広さを確保されました。南側の窓はデッキに面して大きく取りましたが上部には深い庇を設け、夏冬の日差しを制御しています。
子世帯の吹抜け上部にハイサイドライトを設けて光の採り入れに工夫を凝らしました。このメゾネットの空間は、低い部分と吹抜けの部分の両方の天井高を上野の西洋美術館とほぼ同じ寸法にしてあります。
フォトギャラリー(クリックで拡大できます)
この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | ビル一棟 | 構造 | S造(鉄骨造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 8000万円 |
敷地面積 | 200.7m2 | 延床面積 | 364.6m2 |
設計・デザインのポイント | 事務所併用、鉄骨造4階建ての二世帯住宅です。1階を事務所、2階を親世帯、3~4階を吹抜けのあるメゾネットの子世帯としました。家族間のプライバシーを確保しつつも、南側に雛壇状に作られた広い外部デッキを介してゆるくつながっています。また階段ホールの土間が各世帯の玄関とつながり、玄関は居間と曖昧につながっているので各世帯の隔絶感がありません。 | ||
所在地 | 東京都 府中市 | ロケーション | 都市部 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | 2006年 04月 | メディア掲載 |
Memo2008年5月号 |
この作品の建築家にプランを相談する
この作品事例を見たユーザーからの評価
総合評価(平均):
2.5点 / 5点 評価者11人
評価の詳細
- デザインがいい
- (2.5点/5点) 評価者11人
- コストに納得
- (2.5点/5点) 評価者11人
- 参考になった
- (2.5点/5点) 評価者11人
この作品を評価する