建築家・堀紳一朗さんの作品
茶室空間 広間・小間・立礼席
- 依頼者の要望
- 3階建てコンクリート造の戸建て住宅の1階部分を茶事懐石教室として使用する計画です。8.5m×7.3mの正方形に近いプランの中に2つの茶席、土間席、水屋をコンパクトに組み合わせることが求められました
- 建築家のコメント
- 茶道作法に則しながらも開放感のある茶席空間とすることを心がけました。使用する材料を絞り込んで統一感を持たせていますが、これは予算を抑えることにも繋がります。また施工の難しいデザインを少なくすることで和風専用の大工ではなく、普通の大工さんが施工できるようにして予算を抑えることにも対応しました。水屋では床板を外すとミニキッチンに早変わりするなど今後の喫茶店舗への計画変更にも考慮しました。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | RC造(鉄筋コンクリート造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 1300万円 |
敷地面積 | - | 延床面積 | 62.0m2 |
設計・デザインのポイント | 茶室では狭小空間で光や視線が制御され緊張感が演出されますが、住宅の一部に計画するのであれば、同じ光や視線の制御でも開放感や流動性のある自由さを演出した方がよい場合もあります。 | ||
所在地 | 東京都 文京区 | ロケーション | 都市部 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | 2007年 | メディア掲載 |
[和の素材]を生かすデザイン手法 建築知識2013年5月号 |
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