建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
HJ.terrace house
- 依頼者の要望
- 敷地は、都心から少し離れた駅前に位置している。駅からは徒歩2分で、2面道路に面し、高台にあることから、賃貸住宅の立地としては好条件の敷地と言えるが、近隣には、新旧多くの賃貸住宅があるため、年月が経過しても賃料が下がり難い、付加価値のある集合住宅が求められた。また、元々実家があった敷地の建て替えで、施主の母親が住むこともあり、採光、通風に優れた快適な住居が望まれた。
- 建築家のコメント
- 各住戸の中庭は互い違いに配置され、東側に設けたアプローチから、中庭を通ってLDKへとアクセスする住戸と、LDK側にアクセスし、西側に中庭を持つ住戸で構成されている。隣接する住戸との界壁は、中庭を互い違いにすることで、接する面積を少なくし、また、メゾネット形式であるため、上下階の住戸音も気にならないことも相まって、それぞれが独立した、プライバシーの高い住戸となっている。
フォトギャラリー(クリックで拡大できます)
この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 集合住宅(収益マンション・アパート等) | 構造 | 木造軸組み工法 |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 4200万円 |
敷地面積 | - | 延床面積 | - |
設計・デザインのポイント | 敷地形状は西側道路に対し間口が広い長方形で、住戸の配置をそのまま西側道路に沿って並べると、各住戸は西向きの採光となり、賃貸住宅の条件として重視される、南向き採光の住戸が取り難くなる。 全住戸からの南向き採光を確保するために、各住戸を、中庭を間に挟みながら、互い違いに配置されるメゾネットタイプとすることで、それぞれの住戸はプライベートな中庭を持つ、南向き採光と通風に優れた住戸が成立すると考えた。 |
||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 郊外 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 | - |
この作品の建築家にプランを相談する
清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
総合評価(平均):
5点 / 5点 評価者1人
評価の詳細
- デザインがいい
- (5点/5点) 評価者1人
- コストに納得
- (5点/5点) 評価者1人
- 参考になった
- (5点/5点) 評価者1人
この作品を評価する
清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品事例をもっと見る
この作品事例を見た人は、こんな事例も見ています
この作品事例に関連するページへのリンク