建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
HO.house
- 依頼者の要望
- 第一種低層住居専用地域、建ぺい率50%、容積率100%の敷地は南側に幅員7mの道路に面しており、周囲はゆとりある街区が広がっている。
法律上必要な、敷地半分の空地を有効化し、豊かな周辺環境を取り込んだ住環境を模索した。
- 建築家のコメント
- 道路レベルの1階はRC造とし、ビルトインガレージ、玄関、AVルームを配置し、そこから半層上がった中1階に北側の中庭と連続するリビングがあり、更に1.2m上がると2階のダイニングキッチンがある。ダイニングキッチンの道路側壁面には下部収納を設け、その上部はオリーブが植わる花壇となっている。中庭、リビング、ダイニングキッチン、花壇は階段状に繋がった一体の地形となり、中庭と共にRCの壁で包まれている。RCの壁は人の視線が通る前面道路側は、上部に眺望が望める高さに調整し、隣地建物との距離がある東側は壁の高さを少し下げ、周囲の景観を取り入れている。隣地との距離が近い西側は壁の高さを上げ、更に壁面収納を設けることで、距離感を保っている。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | その他(RC+S+木造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 6140万円 |
敷地面積 | - | 延床面積 | - |
設計・デザインのポイント | 南面道路がゆったりしていることから、建物を南側に寄せて配置することで、南北に空地が生まれ、道路から1m上がった敷地特性を活かし、スキップフロア状に建物構成することで、LDKは北側の空地から南側の前面道路上方へと連続する地形となり、その地形をRCの壁で包み、周囲の環境により壁の高さを調整する事で、周辺環境の取捨選択を行い、豊かな住環境を獲得している。 | ||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 都市部 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 |
住まいの設計 2017年3・4月号2017年3月 |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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1.2点 / 5点 評価者4人
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