建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
NR.house
- 依頼者の要望
- 南北に細長い敷地の特徴を最大限に生かしつつ、プライバシーの確保を両立させた住宅を実現させたい。
- 建築家のコメント
- 1階に寝室・水廻り・WR、2階にLDKを配置し、更に1階と2階の間に、各部屋からアクセス出来るロフトを設けている。それぞれのロフト天井高は、北側、南側に行くに従って段々と高くすることにより、2階のLDKはスキップフロアとなる。スッキプフロアはリビングを中心に、南側へキッチン・ダイニング・テラス、北側へテラス・植栽スペースへと、段々に上がりながら外部へと空間が連続していく。また、2階は木造の門型フレーム構造とすることで、南北に壁のない建物を実現し、柱、梁を現しとすることで、南北の細長い空間にリズムを与えている。
細長い住宅地域において、ロフト中間層によるすり鉢状のスキップフロアによって、南北上方へ抜けのある住宅を実現している。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 2200万円 |
敷地面積 | - | 延床面積 | - |
設計・デザインのポイント | 敷地は間口4.5m、奥行17mの細長い土地である。 住宅密集地であるが、南側道路に抜けがあり、また、1種低層地域であるため、2階より上のレベルでは北側への視線の抜けも感じることができる。 南北に細長い敷地の特徴を最大限に生かすことと、プライバシーの確保を両立させる方法として、ロフト中間層を1階と2階の間に設け、その中心部を凹ますことで、周囲の視線遮りながらも、南北に抜けを持つ建物を目指した。 |
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所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 | - |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
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