建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
MT.house
- 依頼者の要望
- 狭い敷地の中でガレージ、LDK、3つの寝室、床下収納、テラスなどの諸室を確保することを望まれていた。
- 建築家のコメント
- 敷地は都心の住宅密集地に位置し、敷地面積わずか46㎡の狭小地である。北側と西側に4m道路のある角地であり、敷地の狭さに加え、厳しい道路斜線が掛かる。
施主の要望である、ガレージ、LDK、3つの寝室、床下収納、テラスなどの諸室を限られた延床面積の中に詰め込み、採光、通風を確保した豊かな住空間を如何に実現するかが課題となった。
建物は各諸室の必要最低限の面積からなる、3層のヴォリュームを積み上げた形状となっている。各層は異なる形状のヴォリュームとして積上げられ、そのズレが1Fのアプローチにおいては庇となり、2Fにおいてはテラス、3Fにおいては2Fテラスの屋根となっている。
内外において敷地全体を有効化した、コンパクトな住宅が実現した。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
間取り | 4LDK | 総工費(目安)※ | 2300万円 |
敷地面積 | 46.0m2 | 延床面積 | 99.0m2 |
設計・デザインのポイント | 1Fは防犯を考慮し最小限の小窓で採光、通風を確保し、2Fはテラスを介して外部と接するため、比較的大きな開口を設けた。3Fは上部に対して視線が抜けるため多数のトップライトを設け、コンパクトながら開放感のあるLDKとなっている。3層吹抜けた階段室によりトップライトの光が下階に降り注ぎ、下階の採光、通風を確保している。各部屋の内装は部屋ごとに仕様を変え、小さいながらも異なる趣のある空間となっている。 | ||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 | - |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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3.3点 / 5点 評価者5人
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