建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
SA.house
- 依頼者の要望
- パーティーのできる最大限のLDKを望まれていた。
- 建築家のコメント
- 敷地は都内の閑静な住宅地にあり、前面に人通りと交通量の多いバス通りを挟んで緑豊かな区民施設が広がっている。上層ほど環境の良くなる敷地において、最大限のLDKの確保が求められた。
周辺状況から最上階に最大限のスペース確保を行い、そこから厳しい容積率を超えないように下階面積を絞って計画しており、建物は上層ほど大きくなって行く。丁度”お盆”のような形状の各層を水平に切り離した格好で110角の鉄骨無垢柱により積層している。
眺望とプライバシーを断面的に調整した、大きさと形の異なる”お盆”には、それぞれ異なる内装が与えられ、積層されている。
フォトギャラリー(クリックで拡大できます)
この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | S造(鉄骨造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | - |
敷地面積 | 83.4m2 | 延床面積 | 162.4m2 |
設計・デザインのポイント | 敷地は前面道路から1.4mほど高台であるため、地下1階の道路レベルは駐車場、エントランス、倉庫類、1階は寝室、水廻り等の個室群、2階に最大限のスペースを確保したLDKを配置している。 ”お盆”の縁にあたる各層の腰壁やキッチン等の造作家具の背面に鉄板ブレースを設ける事で耐震性を確保している。また上階ほど必要な耐震性が軽減されるため、前面道路からのプライバシーと合わせて、各層腰壁高さを変化させている。 |
||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 |
住宅インテリア究極ガイド2013-2014:X-knowledge2013年 MY HOME 100選 VOL.9:扶桑社2011年 CONFORT 10:建築資料研究社2009年 新しい住まいの設計 2009年6月号:扶桑社2009年 |
この作品の建築家にプランを相談する
清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
総合評価(平均):
1.5点 / 5点 評価者6人
評価の詳細
- デザインがいい
- (1.5点/5点) 評価者6人
- コストに納得
- (1.5点/5点) 評価者6人
- 参考になった
- (1.5点/5点) 評価者6人
この作品を評価する