建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
KU.building
- 依頼者の要望
- 約20坪弱の狭小地に最大20人分の執務空間を確保することを望まれた。
- 建築家のコメント
- 敷地周辺は戸建て住宅やマンション、学校、事務所等が近接するが、豊島区の閑静なエリアである。敷地面積が間口5m、約20坪弱の狭小地においてソフトの販売、開発を行う企業のための建物が望まれた。
狭い敷地においては床を積層させていくことで、要求される面積を確保するのが順当手段であるが、収納や構造、設備といった動かない部分と人が活動するためのフリーな部分のあり方を再検討し、床の積層に加え収納、設備、構造を外壁の外側に積層させていくことで、狭小地においてフレキシブルな空間を最大限に確保している。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | その他 |
---|---|---|---|
建物の種類 | オフィス・事務所 | 構造 | S造(鉄骨造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 5000万円 |
敷地面積 | 65.4m2 | 延床面積 | 148.5m2 |
設計・デザインのポイント | 収納、設備をまとめたヴォリュームを出窓状に外壁よりも外側の層間に配置することで執務スペースを建築面積一杯に確保しつつ、フレキシブルな空間を形成している。収納、照明、空調、電気設備は全て、この出窓状のヴォリュームから執務スペースへと供給される。出窓状のヴォリュームの上下は天井、床まで全て開口部となっており、周辺建物と視線をずらしながら採光、通風、外部への視線を確保している。 | ||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 |
日経アーキテクチャー 2009 10-12:日経BP社2009年 新世代建築家・デザイナー100:X-Knowledge2009年 |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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