建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
KA.house
- 依頼者の要望
- 将来的にキッチンスタジオや料理教室として活用できるようなオープンキッチン、そして柔らかく閉じつつ開放的な家を望まれていた。
- 建築家のコメント
- 30坪の敷地における住宅の場合、建物の大きさと敷地の割合から敷地の残余部分が環境的に好ましくない状態に成りやすい。しかし、その割合を好転的に見れば、建物と残余部分という建物と敷地の関係に積極性を与えることができると考えた。
敷地が前面道路から2.3mほどの高台のため、地下の形成と高台の土留めに必要な擁壁を隣地境界壁として延長し、宙に浮いた寄棟の2階と地階で1階を挟むことで敷地全体を半中庭的に成立させている。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | その他(鉄筋コンクリート造+木造) |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 3045万円 |
敷地面積 | 99.9m2 | 延床面積 | 92.7m2 |
設計・デザインのポイント | 1階と地下には外壁が無く、ガラスとサッシュのみで内部化されている。地下の空間は地表レベルにスロープで連続し、内部・外部とも回遊性・隣接性を保ちながら上方へと連続する。1階の地表レベル+500mmにグレーチングのテラスが境界壁際まで張られ、30坪全てをLDKと連続する住空間として有効化すると共に、建築と敷地の平面的な関係に加えて断面的な関係を与えることで敷地と建物の積極的な関係をより強めている。 | ||
所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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- (2.6点/5点) 評価者11人
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