建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
NA.house
- 依頼者の要望
- 居室とガレージを連続させ、どこからでも車が見える家、個室のプライベート性を重視した家を望まれていた。
- 建築家のコメント
- 住宅はその内部で浴室・個室等の閉じた部分とLDK等の開いた部分があり、開いた部分の中にも機能によって開き方に差が出てくる。両者の配置の仕方によってお互いの特性を強め、より密接な関係となること、住宅内部における開き方について考察した。
開いた機能に必要な天井高を確保するよう閉じた部分を立体的に配置することで、開いた部分はさらに柔らかく分節され、丁度土を掘り進んだような立体的な図と地の関係となっている。
閉じた部分は開いた部分から空間を特徴付け、分節する“形”として認識され、開いた部分は閉じた部分から“空間”として何処からでも認識される。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
間取り | - | 総工費(目安)※ | 1780万円 |
敷地面積 | 150.3m2 | 延床面積 | 101.9m2 |
設計・デザインのポイント | 開いた部分のガレージとLDKは床の高さによって緩やかに分節され、天井高5785mmの空間に配置されている。それぞれに必要な天井高を確保するように個室等の閉じた部分を立体的に配置している。仕切りのない空間に閉じた部分が連続的な形となって立体的に現れ、小さな開口で開いた部分と視線的に関係している。閉じた部分は外壁を貫くと間口一杯の開口として外部に開き、内部に閉じることで個室としての独立性を強めている。 | ||
所在地 | 神奈川県 | ロケーション | 郊外 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | -年 | メディア掲載 |
ガレージのある家 vol.92007年 狭小住宅 PART62007年 |
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。 住まい手がそ...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
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