建築家・山本浩三さんの作品
北烏山の家
- 依頼者の要望
- 広がりのある大らかな住空間と、家中何処にいても温度差の少ない家
- 建築家のコメント
- 1階のリビングの天井高さは3mを確保しながらも、玄関側のキッチンやパントリーは全館空調のダクトルートとしているため、2.3mと低く抑え、天井の高低差により各スペースに表情を与え、また、2階の床は1階のリビングの天井を3m確保するために、スキップフロアになっており、1階とは反対に床の高低差により各スペースに表情を与えました。
さらに各階の全館空調の吹き出し口は「壁吹き出し」のため、15センチ以上の壁面が必要となり、所々に折り上げ天井となっているが、前述の床や天井の高低差の中に溶け込むように設えています。
結果、扉の代わりに天井や床の高低差によって各スペースの敷居として認識することができ、広がりのある住空間となっています。
フォトギャラリー(クリックで拡大できます)
この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
間取り | - | 総工費(目安)※ | - |
敷地面積 | 165.9m2 | 延床面積 | 129.4m2 |
設計・デザインのポイント | 寝室と浴室、トイレ以外は扉が無く、各スペース同士が繋がり、広がりのある大らかな住空間と、家中何処にいても温度差の少ない空調設備(全館空調)が求められました。 | ||
所在地 | 東京都 世田谷区 | ロケーション | 都市部 |
沿線 | - | 工期 | - |
竣工 | 2022年 | メディア掲載 | - |
この作品の建築家にプランを相談する
東京都世田谷区大原1-16-16シルクロードビル207
住宅を建てる時には必ず「要求」の前に「問題」があります。ご予算、敷地、家族、親戚、近隣の事など。これらの「問題」の解決策と「要求」とを住宅という一つの形としてまとめ、つくり上げていくのが、住宅の...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
総合評価(平均):
4.3点 / 5点 評価者1人
評価の詳細
- デザインがいい
- (5点/5点) 評価者1人
- コストに納得
- (3点/5点) 評価者1人
- 参考になった
- (5点/5点) 評価者1人
この作品を評価する