建築家・安河内 健司 + 西岡 久実さんの作品
「 T 」-玄関土間で分かつ家-
- 依頼者の要望
- ・友人を招くことが多い為、ホームパーティーに適した場所にしたい
・招いた友人や上京した両親が宿泊できるスペースがほしい
・自宅でもちょっとしたデスクワークのできる書斎のようなスペースがほしい
・将来的に分割できる明るい子供部屋がほしい
・素材感にこだわった家にしたい
- 建築家のコメント
- ビンテージマンションのフルリノベーションです。
改修前はT字型の間取りで、Tの字の脚元先端に玄関、そこからのびる中央廊下、廊下を挟んだ左手前にトイレ、右手前にキッチン、左奥に洋室2室、右奥にLDと障子で隔てた和室、廊下の突き当たりが浴室という配置でした。
はじめて現地を訪れた際、現状のポテンシャルの高さに特に何もする必要がないと感じました。
私たちが作為的にやったことはただ1つ。小さく暗い印象だった玄関とその先につづく無駄に長い廊下を統合し、タイル貼の広めの玄関土間としたこと、これくらいです。
家の中心を貫く玄関土間により、公私の空間を完全に分かちます。
両空間で素材も使いわけ、T型プランの利点を素直に活かしたメリハリのある家です。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | リフォーム・リノベーション・増改築 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 集合住宅(収益マンション・アパート等) | 構造 | RC造(鉄筋コンクリート造) |
施工面積 | 119.0m2 | 総工費(目安)※ | - |
築年数 | 36年 | ロケーション | 都市部 |
施工前の間取り | 3LDK | 施工後の間取り | 2LDK |
設計・デザインのポイント | 「公」空間は、リビングの長手方向に巨大なマントルピースのようなモルタル製の腰高収納を配置し、ライブラリースペースを確保。元の和室はリビングと同じ床材で仕上げ、通常はリビングの延長空間として、来客時は引戸で間仕切りゲストルームとして機能します。 「私」空間は、洋室2室の間仕切を無くして正方形の空間をつくり、入れ子状に夫婦の寝室を配置、その周囲半分に子供室、もう半分にクローゼットを配置しています。 |
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所在地 | 東京都 | 沿線 | - |
工期 | - | 竣工 | - |
メディア掲載 | - |
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安河内 健司 + 西岡 久実 / 一級建築士事務所 group-scoop
福岡県福岡市中央区御所ヶ谷3-13-52
ウチとソトとの関係性を大切に、敷地のもつ力を最大限に引き出す設計を心がけています。 青い空、鮮やかな緑、柔らかな光、爽やかな風に満ち、素材感あふれる、飽きのこないシンプルな空間と プラスαの遊び...続きを読む
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