建築家・本井公浩さんの作品
APARTMENT-S
- 依頼者の要望
- 他社と差別化できる空間的な魅力や20年後の空率率対策について高い意識をお持ちでした。貸室の規模やデザインイメージは打合せと提案を繰り返しながら進めました。
- 建築家のコメント
- 賃貸住宅は合理性や機能性だけを追及すると画一的で単調なよくある住空間となります。賃貸住宅は投資に対する利益が中心ですから事業主からすれば当然の事だと思います。しかし数十年後、空室率が上がり家賃を下げて他と淘汰されるものであっては建築としてより長く生き残ることが難しいでしょう。このプロジェクトは合理性や機能性だけでは得られないものを価値として捉えること=画一的で単調ではない変化や空間力を他社と差別化できる競争力にすることをテーマに設計させていただきました。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | - | 工事の種類 | その他 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 集合住宅(収益マンション・アパート等) | 構造 | その他(木造金物工法) |
間取り | その他 | 総工費(目安)※ | 8000万円 |
敷地面積 | 498.9m2 | 延床面積 | 426.4m2 |
設計・デザインのポイント | 住戸規模45㎡程度からなる7住戸のアパート建築です。住戸内は間仕切りをもたないNLDKとし可変的で柔軟な間取り構成としました。住戸内の空間を3つの層に分割し各フロアに段差を設け生活シーンにリズムをつくり出すようなイメージで計画しています。各住戸には居住性のある大きめのロフトやLD空間に面し外部からの視線を遮断したバルコニーを計画し、空間的な広がりや機能性を重視しました。 | ||
所在地 | 神奈川県 秦野市 | ロケーション | 住宅密集地 |
沿線 | 小田急小田原線 | 工期 | 設計:1 施工:1 |
竣工 | 2017年 02月 | メディア掲載 | - |
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本井公浩 / (株)本井建築研究所一級建築士事務所/株式会社 プラスビルド
神奈川県綾瀬市小園629-6
光や風、自然を扱う建築手法やシンプルで繊細な美意識や精神性は、今もなお 私たちの日常をより豊かなものへと導きます。 大切に長く使える安全性と進化するテクノロジーに呼応した機能性を基本に、クライア...続きを読む
この作品事例を見たユーザーからの評価
総合評価(平均):
4.9点 / 5点 評価者7人
評価の詳細
- デザインがいい
- (5点/5点) 評価者7人
- コストに納得
- (4.9点/5点) 評価者7人
- 参考になった
- (4.9点/5点) 評価者7人
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