建築家・谷口 智子さんの作品
YM邸キッチン改造
- 依頼者の要望
- 閑静な住宅街を抜けた路地の一角に、玄関先に椿の咲く木造2階建ての住宅。その佇いに一目惚れしたお施主さんは即決で住むことにしました。
北側に面したキッチンは、毎朝コーヒーを飲む至福の空間にしよう、ということで、和室のしつらえと共存しながら、玄関先の椿の様な鮮やかな改造を思い立ちました。
キッチンで軽くお茶が出来る様に、引き出し式のカウンターを内蔵したい、との事でした。
- 建築家のコメント
- 丁寧に手入れした木造家屋の佇まいは他にない良さがあります。そこに住む人の知恵で新しい空気をいれると家が若返ります。改築でも新築でも、そうやって丁寧に住み継がれる家となって欲しいと常に思っています。
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この建築作品の基本データ
箇所情報 | キッチン | 工事の種類 | リフォーム・リノベーション・増改築 |
---|---|---|---|
建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
施工面積 | 6.0m2 | 総工費(目安)※ | 120万円 |
築年数 | 4年 | ロケーション | 都市部 |
施工前の間取り | 3DK | 施工後の間取り | 3DK |
設計・デザインのポイント | 朝一番の至福のコーヒーを飲むためのキッチン。窓の手前にライトボックスを設け、北側からの光を拡散させながら取り込む計画です。ライトボックスの磨りガラスは既存サッシ枠の線をぼかします。奥行きをとったため緑もおける飾り棚・食器棚となっています。側面は鮮やかな差し色を塗っています。 | ||
所在地 | 東京都 文京区 | 沿線 | JR常磐線(上野〜取手)・東京メトロ千代田線 |
工期 | 設計:2ヶ月間 施工:3週間 | 竣工 | 2007年 |
メディア掲載 | - |
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東京都新宿区岩戸町14-603
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- キッチン キッチン前の窓にライトボックスを設けた