古民家を予算内で再生する
- 母屋は、築80年の古民家で、そこにお住まいのご両親が高齢になったことに配慮して、隣に住む息子様ご家族と食事が一緒にできるLDKをつくることと、古民家の雰囲気は生かしつつ、冬の寒さを少しでも解消すること、玄関や外部に接する木製建具や玄関引戸のアルミサッシ化、構造上ノ歪みが出ている基礎の補強、リビングの床の補修、土間のコンクリート打設もこの機会に行いたいとのご要望がありました。
- 家の構えは、非常に珍しい“桧皮葺(ヒワダブキ)”の屋根づくりです。今では、葺ける職人がいないと言われる程の貴重な屋根材で、現在では、社寺仏間にしか見られない立派な古民家でしたので、長い年月を経て風合いを増した“古材の色合いと質感の魅力”をいかす事と“構造的な弱さ”“冬の寒さ”といった欠点を 補うことをポイントにリフォームを行いました。
- この事例のリフォーム箇所
古民家の雰囲気が漂います。
この事例を見たユーザーからの評価
-
- 総合評価(平均):
- 0点 / 5点
- 評価者0人
評価の詳細
- デザインがいい
- 0点 / 5点
- コストに納得
- 0点 / 5点
- 参考になった
- 0点 / 5点
※ 事例をご覧になった方からの評価内容をもとに上記評価を算出しています。
この事例を評価する
リフォーム箇所の情報を見る
-
“古材の色合いと質感の魅力”を活かしました。
このリフォーム事例の詳細データを見る
リフォーム箇所 | |||
---|---|---|---|
住まいのタイプ | 一戸建て | 住まいの構造 | 木造軸組み工法 |
施工面積 | 100.00㎡ | 価格 | 850万円 |
施工前の間取り | その他 | 施工後の間取り | その他 |
リフォーム内容 | 古民家の風合いを残しながらサッシを入れ玄関引き戸をアルミ製にし、構造的に傾いてしまった家自体を床下で基礎補強徹底改善しました。 1階居間の床は、土台の腐蝕が原因で、柱のずれ、室内床の傾斜、構造状の劣化が見られ、さらには床の重さを受ける重要な束が腐食し沈下、床の重さを支える大引も浮いている危険な状況でしたので、土台をジャッキで持ち上げ新たにコンクリート布基礎を作って補強する大工事を行いました。 |
||
所在地 |
|
沿線 |
|
築年数 | 50年以上 | 工期 | 45日間 |
施工完了年月日 | 2011年7月29日 | 事例登録日 | 2012年12月19日 |