この作品を手がけた建築家 堀紳一朗(忘蹄庵建築設計室) 東京都文京区小日向2-20-7 長く使い続けていただける心配りの行き届いた居心地のよい建築空間をご提供したいと考えています。和モダン、和風建築、茶室にも対応します。 新築だけでなくリフォームやリノベーションの実績も多数あります。既存住宅状況検査や耐震診断などを行って中古物件に価値を生み出すことも大切にしています。 依頼主の要望 一人住まいの奥様が一軒家からマンションに住み替える際に、仏壇を置くのにふさわしい場所がないというところから話が始まりました。リビングに接する洋室を和室にリフォームしました。設計を進める中で、仏間とするだけでなく趣味のお茶も楽しめるような和室とすることになりました。 建築家のコメント 障子で仕切られた和室は、全ての建具を開け放つとリビングと一体となります。和室4畳が建具で1畳と3畳に仕切られるようになっています。これは茶室として使う際に水屋1畳と茶室3畳として機能するようにしているからです。茶室で使う際に仏壇収納は壁と同色の建具で覆われ、かわりに水屋収納からは水屋棚が現れるようになっています。交差する建具の仕掛けが見どころです。 工事の種類 リフォーム・リノベーション・増改築 建物の種類 集合住宅(収益マンション・アパート等) 総工費(目安) 350万円 所在地 神奈川県 障子を全て開けた状態/リビン... 障子を全て閉めた状態/リビン... 茶室を開けた状態/リビング側より 三畳茶室/水屋側より 三畳茶室/リビング側より 三畳茶室/水屋側より 建具開閉1/左側に置き水屋を... 建具開閉2/水屋側に建具を移す 建具開閉4/仏壇を開けた状態 Before 設計・デザインのポイント マンションは白を基調に統一感のあるデザインとなっているのが常ですので、すっきりとしたモダンなデザインの和室が合います。ぱっと見はすっきりデザインでも、よく見ると細やかな職人技が見えてくる和室のデザイン。ほんの一角にある心落ち着く空間はリビング全体の質感を高めてくれます。 構造 RC造(鉄筋コンクリート造) 施工面積 9.5m2 築年数 3年 ロケーション 都市部 施工前の間取り 3LDK 施工後の間取り 3LDK 沿線 - 工期 - メディア掲載 - この建築家のプロフィールを見るこの建築家の作品一覧を見る この建築家にプラン相談