この作品を手がけた建築家 山本浩三(PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所) 東京都世田谷区大原1-16-16シルクロードビル207 住宅を建てる時には必ず「要求」の前に「問題」があります。ご予算、敷地、家族、親戚、近隣の事など。これらの「問題」の解決策と「要求」とを住宅という一つの形としてまとめ、つくり上げていくのが、住宅のデザインであり、私たち建築家の仕事であると考えています。「問題」の中で大半を占めるのはやはりご予算で... 依頼主の要望 広がりのある大らかな住空間と、家中何処にいても温度差の少ない家 建築家のコメント 1階のリビングの天井高さは3mを確保しながらも、玄関側のキッチンやパントリーは全館空調のダクトルートとしているため、2.3mと低く抑え、天井の高低差により各スペースに表情を与え、また、2階の床は1階のリビングの天井を3m確保するために、スキップフロアになっており、1階とは反対に床の高低差により各スペースに表情を与えました。さらに各階の全館空調の吹き出し口は「壁吹き出し」のため、15センチ以上の壁面が必要となり、所々に折り上げ天井となっているが、前述の床や天井の高低差の中に溶け込むように設えています。結果、扉の代わりに天井や床の高低差によって各スペースの敷居として認識することができ、広がりのある住空間となっています。 工事の種類 注文住宅 建物の種類 一戸建て 総工費(目安) - 所在地 東京都 世田谷区 設計・デザインのポイント 寝室と浴室、トイレ以外は扉が無く、各スペース同士が繋がり、広がりのある大らかな住空間と、家中何処にいても温度差の少ない空調設備(全館空調)が求められました。 構造 木造軸組み工法 施工面積 - 築年数 - ロケーション 都市部 沿線 - 工期 - メディア掲載 - この建築家のプロフィールを見るこの建築家の作品一覧を見る この建築家にプラン相談